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香りのストレス評価試験、設計時に押さえたいポイント

前回、香りによる自律神経の変化を測定することで、鎮静または覚醒効果を判別する方法をご紹介いたしました。
今回は香りの鎮静効果を、ストレス指標を用いてどのように評価するのかをご紹介いたします。

弊社の学術顧問によると、ストレスの度合いが高い方は、体のバランスが崩れ、重心が偏る傾向があるとされています。
特に、閉眼時にはバランス感覚の乱れが顕著に現れるため、閉眼時の重心の偏りを測定することで、感じているストレスの度合いを測定することが可能とのことです。

実際の試験では、体の重心を測定できる専用のマットの上で閉眼した状態で足踏みを行い、その際の体の重心を測定することでストレスの状態を評価します。
アンケートによる主観評価も行うことで、本人が感じている不安の変化を確認し、リラックス(鎮静)効果を補足的に示すことができます。

CPCCではこのような試験を多数受託しており、その中から実際の試験例をご紹介いたします。

 
試験例

 

試験デザイン・対象
試験デザイン 単盲検クロスオーバー試験
対象 30歳以上50歳未満の男女
症例数 20名
評価項目
ストレス 重心動揺測定
不安感 アンケート評価(SDSうつ症状アンケート、VASアンケートなど)
自律神経 心拍変動解析

閉眼時の姿勢保持中に体の揺れ(重心動揺)を測定することで、ストレスによるバランスの変化を確認します。
アンケートによる主観評価を組み合わせることで、香りによるリラックス感や不安感の変化を評価します。
また、副次的な評価として、唾液アミラーゼや心拍変動を測定することで、ストレス反応をより多面的に評価することも可能です。

 
あとがき

今回ご紹介したストレス評価は、香りの鎮静効果を客観的に示すうえで有効な手法の一つです。
重心動揺やアンケート評価、自律神経指標を組み合わせることで、香りがもたらすリラックス作用を多面的に確認することが可能です。
弊社では、香りをテーマとした各種試験のご相談や、どのような指標を用いるべきかについても構想段階からでもお気軽にお問い合わせください。
⇒ お問い合わせフォーム | CPCC株式会社

 
その他、試験実績等

自律神経試験以外にも、様々な分野の試験が実施可能です。
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よろしくお願い申し上げます。

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